前々から気になってたイタリア語版の5部が売ってるのを見つけたので買いました!

といっても最初~ブチャラティが来るが載ってるとこだけ…ですけど!(だって高いんだもの!!)

まず本体を見て衝撃。薄い。
薄い本並に薄い。
でもちゃんと1話~ブチャラティが来るその3くらいまで掲載されてる。
私は文庫派なので単行本がどこまで掲載かちょっとわからないんですが、紙が薄いのかな…?といってもべつに裏写りとかはしてません。
ジャンプリミックス版と似たような感じの装丁で、表2と表3は全然関係ない漫画のCMとか載ってる。裏表紙は表紙と同じ絵です。右とじなので最後のページに「日本の漫画の読み方」の図解も載ってる。

そして内容。

いやあああああああイタリアで育ったジョルノやイタリア人のブチャラティがイタリア語喋ってるうううう!!!!!
という謎の感動に包まれました。
漫画が日本語だから何となくそう思ってるけど本来はこうやって喋ってるんだろうなーと思うとたまらない!音声で聞きたい!!5部がアニメ化したら全部イタリア語で喋って字幕にしませんか…?

ジョルノの名前のスペルは”GIORNO GIOVANNA”
ブチャラティは”BRUNO BUCCIARATI”
となってます。あれ?なんか知ってるのとちがくね…?????

ギャング・スターのほうも”GANG-STAR” sterじゃないの?ギャングの星…??????

各章のタイトルはやたらポップな字体で表記されているため、(JOKER LET的な)シリアスな場面も日本の感覚的にはちょっとシュールに見えそうです。

ブチャラティが来る」は“ARRIVA BUCCIARATI” 何だか陽気。

そして言語がこれまたさっぱりわからない。
主語は?一人称は?どこ!?
英語とフランス語は多少は勉強したんですけど一切通用しねえイタリア語。あとでちょっと勉強したら、主語が略され動詞で全部わかるようになってるとか…なんだそりゃ!ナポリ弁となるともうひとつ意味不明になるらしい。ジョルノ達はそんな複雑な言語で喋っていたのか。

とりあえず、ジョルノ好きとしてまず第1に”inutile”という単語を覚えました。

ジョルノ&ブチャラティの代表的なあの場面はこんな感じです。ジャンプフェスタも公認(12月22日の記事を見てね)したくらいだからね

効果音の”SLURP”で画検すると結果が何となく穏やかじゃない。

左下のブチャラティの台詞、「この味は!…」のとこ伊→英の翻訳に通したら「おまえの汗はただ今」みたいな面白い訳になるんだけどそれ以降の表現がさっぱりわからない\(^o^)/
IN QUESTO MOMENTO=at the moment ひとつ勉強になりました。
とりあえずそのまま翻訳機に通すと面白いことになります。

2冊目を通してわかったのは、日本版では沈黙「・・・・・・」や「!」などの台詞が無いシーンでも、イタリア語版では何かしら台詞が入っていることが多い、ということでした。ニュアンス伝わりにくいのかな?
ジョルノの名前のところでもちゃんと「BがVにかわって、しおばな=ジョバァーナになったっぽい」や「日本語で言う”KONNICHIWA”だよ」などの注釈がされている(っぽい)親切設計。
わかっていらっしゃる…

台詞などについてはこちらのサイトに詳しく載ってます!

ところで文庫派だったおかげで文庫に載ってなかった荒木先生のラフ画が拝めてよかったです!あのジョルノと檻のやつ。初めて見た!でも檻って色々やばくね…?
「どうですかブチャラティ、ヤバいと思ったが15歳という年齢にテンションが上がってしまい、そんなところに入った気分は」と語りかけたあと差し入れのりんご納豆を置いていくジョルノの絵と解釈させて頂いたがいいか。

それにしても外国版って面白いですね。
英語版もちょっと欲しいなーとか思ってきてしまいました!