20141101

九段下の「イタリア文化会館」に行ってきました。ここの図書室がイタリア関連書籍のメッカみたいなので。
ナポリに関する本は、ぞんあまや本屋で買える限りの本は全部おさえてて、あとは絶版してるか市場に出てない本くらいだったのですが、やっぱりあったよ!あった!!ナポリに関する本がいっぱい!!
それでも、ミラノ・ローマ・ヴェネツィア・フィレンツェあたりに比べたら少なかったけどさ〜〜…なんでや…背景資料でグーグルマップするたびに胸が躍るのに…ナポリ…
で、かねてより色々調べたかった資料なども発見する事が出来たのでよかったです。

昨日、イタリア人の死生観とは\(^o^)/っていう話題をちょっとしましたが、ナポリ人の死生観もナポリの本に書いてあったのでコピーとってきました。とってもエピクロス的、だそうですよ。エピクロスって虹はもう見えないやつ…?(東方ネタです)
というのは冗談なんですけど、かなりあきらめ感がある、らしい。
なので、ブチャラティにたいして「何であっさり受け入れちゃってるんだよ!!!」と憤った私でしたがアレが自然で、むしろジョルノがブチャラティの死にこだわった事のほうがナポリ的には不自然…そんなかんじみたいです。日本人の湿っぽさと全然違いますね。

あともう一つ、「ジョルノがネアポリスを守る事にこだわってた理由」
ブチャラティがそうならまだわかるのですが、ジョルノってネアポリスにそこまで義理を感じる理由が弱いような気がしてました。しかしそれも今回のお勉強で一つの答えを発見。
イタリアには、それぞれその街を愛する歌が存在するほど、その街に思い入れをもつらしい。
イタリア人にとっては、街はただの生活区域ではなく、社会であり、その人自身ですらある……と、いうことだそうです。(南イタリアの建築の本で見ました)
さらに、ナポリの人は他のイタリアの人よりナショナリズムが強いのだとか。(こっちはイタリアの南部問題の本で読んだ)
そういえば、ジョルノもブチャラティも「故郷ネアポリス」って言ってたな〜。なんというか…ますますナポリが好きになってしまった。行った事ないのに。

恥パでジョルノが手に取ってた「ミケランジェロと政治」も置いてました。ちょっと読んでみましたがサッパリわかりませんでした。ジョルノがその本を手に取ってた理由が… ダビデ像が表紙だから?
ブチャラティの君主論並によくわからん。

他にも気になる本とか結構ありましたが、多分今後何回か行くだろうから後の楽しみにしておいて2時間くらいで帰りました。今後の創作に頑張って活かそう。
「イタリア文化会館」から徒歩15分くらいかかりますが、「イタリア書房」っていうイタリア関連の本屋さんもあって、そこではダビデ像オンリーのDVDが売っててお買い上げしてきました。まだ見てないけど。しかもイタリア語と英語しかないって、英語ならまだちょっとわかるけどどうしよう字幕無かったら\(^o^)/まあいいか こっちは平日しか開いてないお店ですが、イタリア充するならおすすめです。