かなり前にやってた、山中教授が出演されてるNHKスペシャルを録画してたやつ…をようやく観ました。「人体の全ては感情を含めて細胞で支配されてる」というテーマだったので。
細胞と言えばジョルノっていうかGEです!

メモ:GnRH細胞とオキシトシン細胞

なんでもこのオキシトシン細胞から分泌される物質が愛着行動に結びつくんだとか。

・脳の下垂体に存在する。
・人間の脳の警戒心を解く部分(扁桃体)と快楽を司る部分を刺激して、他者を信頼させて強い快感を送る。
・オキシトシンは、親子、友人、恋人、夫婦間だけでなく、初対面の他人同士でも主に『他人と何かをする』『見つめあう』と10〜40%upし、触れ合うと多い人で200%前後増える。

触れ合うと…触れ合うと……

20140610-3

これも計算のうちかブチャラティーッ!!!!!!!!!!!!!!!

つまり細胞学で言えばこのとき、ブチャラティの脳にオキシトシンが通常の500%ほど作用した、という感じでしょうか。なるほどこれが真の目的かッ!!

ちなみにこのオキシトシン、増えると「前向きになる」「他人に優しくなれる」効果もあるそうです。そうか、それでジョルノはブチャラティが何度同じ事を言っても、自分に黙って勝手な行動とっても怒らなくなったのか…ジョルノにも細胞学的に中略230%くらい上がったのかな。
私は常々、ジョルノがはじめて信頼した身近な相手はブチャラティだと思ってますし(ギャングは直に接することはなかったみたいなので)、信頼された相手もブチャラティだと思ってますので、なるほど、オキシトシンが通常の何%か上がった上での「あんたはぼくの仲間になるからだ」なのだな!と妙に納得してしまったりもしたんですが。

もういっこのGnRH細胞は、男女の性別を決めるはたらきがあるとかないとか。思春期に活発になって性別を決定するらしい。でも、生まれた時に性別不明な場合もある子は、思春期になって性が変わることもあるらしい。シムーンか!
ジョルノの本名が初流乃っていうのも、こういうのが作用してたら興味深いなと思ったけど、そういえば6歳からちゃんと男の子扱いされてましたっけ。12歳くらいまで性別不明だったらなかなかぐっとくるのにな〜〜

番組自体は、「細胞が感情に支配されているのではなく、感情が細胞を支配しているので、なりたい自分になれるのだ」という前向きな落ちがついてた。とりあえずGEががんばれば、意図的に相手に好きになってもらう事も可能、という驚きの結果に。いやまあ、そんなんしなくてもジョルノは好かれたい相手には好かれてると思いますが、なるほどなーと思ったのでした。人体ってスゴいな!!

ところで、今生命のお勉強もしてるんですが。
人の細胞を作るためには6つの過程をふまねばならず、しかもただDNAやらタンパク質やらを組み合わせるだけでなくそれらが引き起こす複雑な化学反応を計算した上で、更にその細胞が複製・増殖されないとGEには至れない。GEがやってることにいま人類の最先端科学をもってしても、ようやく半分追いついた程度のようです。つまりレクイエムにならなくてもなんかもうこの時点でジョルノ最強じゃん↑↑↑と思わずにいられません。
ブチャラティも、「あいつきっと亀の細胞を植え付けて生命を与えたのだ」とさらっと言ってますが、それを人類の叡智で再現しようとしたら、おそらく億単位の研究費がかかると思います。GEはすごいのです。でも破壊力Cって言われちゃうそんなところが可愛いです。