ってことで、ちょっとてんとう虫について調べてみた。

もともとブチャラティのこの台詞が「??」と思ったことがきっかけ。1コマ目のやつです。
20140120

日本では「てんとう虫」って言うから「太陽の虫」なんだけど。

英語では『Ladybug』『Ladybird』
虫が悪魔の象徴とされているので、わざわざ鳥にしたらしい。Ladyとは聖母マリアのことで、ナナホシテントウの七つ星は聖母マリアの7つの悲しみの象徴だそうです。
しかしキリスト教に熱心ではないと答えたジョルノのことなので、ジョルノ的には余りご縁のない情報でしょうか。

イタリア語では『Coccinella』学名『coccinelidae』に近い呼び方をするか、もしくは
『gallinella del Signore』=神の若い小さなめんどり
というそうです。
てんとう虫の飛び方の習性から、『天国への席を予約しにいってくれる』という由来があるとも言われています。ブチャラティの席ですか><

でも…でも…生命もお天道さまも関係ないやないかー!!!!!!!
ヨーロッパでは、太陽というより神様のイメージのほうが強いみたいですね。

ジョルノの言う方はまだわかります。イタリアでも幸運のモチーフになっているし、荒木先生も日本の尺度に合わせて描いて下さっている方が多いので、「てんとう虫はお天道さまの虫で幸運を呼ぶ」っていうのはオッケーなんですが…

『てんとう虫』!『 生命』! 『象徴』!でぐぐるとブチャラティの台詞しか出てきません!ブチャラティの独自解釈なのかな…? 「だったよな」って言われても…ジョルノ本人も「『生命』?『象徴』?何かで読んだことがない…ぼくのゴールド・エクスペリエンスと混同してないかッ!?』とか思いながらも話をさりげなく合わせてるであろうところがニクい。
ちょっとぐぐってみたら、生命の象徴的なモチーフはブドウの葉っぱや無花果の木などの植物が多かったですね。ホントどっから出てきた。いつもの天然ボケですかブチャラティ!

まあ、結果的に事実ラッキーアイテムになったから良しとするってことでさってカンジですけど、私の個人的な推測では、

『ゴールド・エクスペリエンスの生命を創り出すという新しい能力が更に進化した話を聞いて、人知れずテンションが上がったブチャラティが、テンションの上がったあまりてんとう虫=生命だー!と思い込んでつい言ってしまった』

っていう仮説立てときますね。

 

おまけ

Giornoic-01 ブチャラティ 今気付いたんですが… ぼくとぼくのゴールド・エクスペリエンスの持つ『てんとう虫』は12個…これはもしや「12人の魂を天国に送る」という意味が込められているのではないでしょうかッ

Buccellatiic-03 いや、ジョルノ!それはないだろう!オレから見たらおまえは『何故かわからんがてんとう虫がスゴく好きな男』だぜ。

Giornoic-02 『ジッパーがやたら好きな男』に言われたくありません!

おしまい