キルラキル:流子

 

ちょっと前に描いた流子。

キルラキル、毎週楽しく見てます。始まったころは80年代臭のする元気なアニメだなーと思ってました。今20話ですが、どの回もクライマックスみたいでどの回もハズレがなく、キャラが一人一人立ってていつも丁寧に作ってあるなあという感じがします。スタッフの愛と意気込みを感じます。「服」という人間の基本的なところに斬新な視点で切り込みを入れて力一杯バカなことも大真面目なこともやってるところ、素晴らしいです。
間違いなく傑作。「面白いアニメある?」って聞かれたら「キルラキル」って答えます。そのくらい好きです。後数話で最終回だなんて…

80年代と言えば、画検するとわかりますがとにかください。あのオシャレな60、70年代を経てよくこうなったな?!と人類のセンスの逆奇跡を感じずにいられないほどださい。でも、そんな中でも80年代っぽさを出しながらなお、全体的にセンスの良さを感じさせる作風で見てて「かっこええええ!!」ってなるのは何でなんだろう、謎だ…と思ってこれまで読んでなかったエキサイトレビューのインタビューをよみました。

感銘を受けたのは、すしお氏のインタビュー と 鳥羽洋典氏のインタビュー
私が作ってるのは薄い本ですけど、やっぱりその際にも「流行はこうで」「みんなが求めているのはこうで」と少なからず考えてしまうことがあったりします。最近は「もうある程度好きにやっちゃっていいや」と開き直ってますが、やっぱり「これでいいのかな」と思うことも多々ありました。
例えば、アイカツ!ではアイドルものだから、みんなかわいい表情を同人誌にも求めます。ストーリーも、アニメ公式のSSツイートのような展開の方が安心して読めると思います。でも、それじゃ深いところが描けないしそういうのはもっと絵がかわいい人が描いたらいいな、と思って1冊目の本を出しました。
ペルソナ2は達淳はなんでもアリなのでこちらはおいといて笑 ジョジョは「5部で一番シビアなジョルノとブチャラティが原作ベースで2人でギャグをやってくれたら面白いだろうな」というきっかけで今の活動形態になってますが、とにかく基本的に尊い2人なので申し訳ないというか、怒られないかなあとか考えたりもしました。

でも、お二方のインタビューを読んだら、「面白いと思うことを精一杯やってよかったんだ!」と勇気をもらいました。流行にとらわれず自分たちが面白いと思うこと、カッコイイと思うことを全力でやってるから、キルラキルはあんなに面白いんだなあと思います。しかもただ独りよがりに面白いと思ったことを押し付けるわけではなく、すしお氏のインタビューにもありますが「キャラクターの感情が伝わるように」「見やすく」を念頭に置かれているということ。これがすごい。「ドヤ作画」ってうまいこというなーと思いました。漫画の表現一つにとっても、人物を一人バストアップで描いて台詞やモノローグで説明させる方がよっぽど楽ですが、そういうコマが続くと頭に内容が入ってこなくなります。

「自分たちも楽しんで作って、受け取った側も同じように楽しんでくれること」はこういう努力無しでは成立しないのかもしれません。
でもやっぱり、作品を作る上でこういう努力をしたほうが絶対楽しいし、後になって振り返った時にその時の自分にも納得できるのかも。自分が創作活動をしていく上でも目標にしていきたいなあ。
キルラキルを見てると伝わってくる制作側のアツさをしっかり受け止めつつ、残り数話を楽しみに待ちます。お給料入ったら買うぜBR…