20140416

ブチャラティもいるけど。

本日の8:00〜明日の8:00(ナポリ時間の4月16日だよ)限定公開で、先日発行したジョルノ&GE漫画をpixivにupしてます。
個人的なDLはOKですがよそにupしたり無償配布したりしたら私からパワーEの無駄無駄ラッシュ100ページが待ってます(暗黒微笑)

懐かしい表現はともかく、せっかくジョルノ誕だから私は何でジョルノが一番好きなのかなって事を振り返ってみようと思います。たまに「ブチャラティじゃないんですか」って聞かれる事があったりして驚きますが本命はジョルノなんだよ!ブチャラティも勿論好きですけど!

私が今のような状態になりはじめたのは多分8月が過ぎた頃からだと思います。こう書くと病気みたいですが、オタクのキャラフェイバリットは精神疾患みたいなものなのであながち間違ってないです。
8月は諸事情でほぼ同人活動をシャットアウトしていて、私自身思い返しても辛くもアツい夏を過ごしたんですが、その間スマホ待ち受けのジョルノとSBRだけずっと見てました。なんだか、ジョルノを眺めてたらどんだけしんどくても乗り越えられる気がしました。これは、ほかのジョジョキャラにはないジョルノだけのものだと私は思ってます。
その理由を上手く言葉にする事がしばらくできなかったんですが、QJの荒木先生のインタビューでその答えがわかりました。

以下,引用(問題がある場合消します)
『ージョルノは非常に正義を体現した存在ですよね。濁りのない、光に満ちた真っ白な存在で。彼を造形したのはどういう経緯だったのでしょうか』

と、インタビュアーの方が素晴らしい質問をされたのに対し、荒木先生はこう仰っていました。

『運命に立ち向かっていく人は、そういう感じにしたいんですよ。ジョルノってディオの子供で、言ってしまえば、忌まわしい生まれなんです。他の登場人物よりも、生きている悲しみが、生まれた時から上乗せされているというか。』
『だけど、だからこそ、目指す。悪の世界でのし上がって黒を白に浄化しようという、そういうことなんですよ。』

どうですかこれ!タイプしてて涙が出そうになります。
このインタビューだけで、どうしてジョルノが同じ次元に生きてるブチャラティたちだけじゃなくて、読み手の私たちにまで勇気のようなものをくれるのか、わかる気がしました。
それから、好きな物語が「レ・ミゼラブル」な理由もわかりました。私がジョルノとジャン・ヴァルジャンに関して胸を打たれたところのツボがちょっと近い感じがします。(レミゼも先日原作を読了したので別記事で書こうと思います)

私は、ジョルノがこうある理由を「DIOの息子だから」「ジョースター家だから」というふうには、個人的にはしたくありません。
出自くらいはひょっとしたら知ってるかもしれませんが、ジョルノ自身はジョースター家にもDIOの血にも頼らずに自分だけの力で生きてきたからです。原作にもありますが最初からああだったわけじゃないし、ゴールド・エクスペリエンスもまだ視えていない頃だったし、ただ見ず知らずのギャングに見守られているというだけで正義の心を育てていったのです。
それこそメタ的な意味で生まれる前から上乗せされている「生きている悲しみ」を、そういったキャラクターにありがちなように嘆く事もなく、利己的な攻撃心に変える事もなく、ただ「それが希望だから」と正義の心を信じて前だけを見ているから、あのインタビュアーの方もジョルノをそう形容したんだと思います。本当に、この質問を荒木先生にしてくれてありがとう…

そんなジョルノを今後描くにあたって、決めた事がいくつかあります。自分へのメモのために残しときます。
ひとつは、「幸せなジョルノ」を描くなら自分基準にしないこと。
もうひとつは、ジョルノを退屈させないこと。

なんとなく、泳いでないと死ぬサメのような性質だなーと思ってたらおひつじ座って割とそうみたいですね。周りのおひつじ座もそういう人達ばっかりです。そうとは明言されてませんが、やりたいことが常に沢山あって走り回ってるっていう状態が似合うような気がします。だってボスになったあとよりなる前の1週間の方が死にそうな目に遭いながら生き生きしてたよ!
それで原作準拠のギャグを描いてみようかなと思い立って描いてたりするんですけど、それは理由の一つで一番は「ジョルノとブチャラティが2人でおバカ活劇してたら面白そうだから」というたいへん個人的なものになりはするんですけど…去年描いたジョルノ誕漫画よりはマシだろう…
あっでもちゃんと長編も考えてあるんですよ、いつ描けるようになるか未定ですが\(^o^)/

GEに関しては、私の作品上ではかなり主観が入りまくっててこっちはもう言い訳できないんですけど「かわいいから」に尽きます、ハイ。ホントは可愛いだけじゃあないって思ってるよ!
ブチャラティとの組み合わせにしようと思ったのは、やっぱり私の中で一番「ジョルノとブチャラティ」の関係性がしっくりきたからですね。しっかりジョルノ誕だから描きましたけどね!ジョルノ誕だからジョルノの話だけにしておくね。

とりとめがない話を語ってしまいましたが、いつもこんな事を考えてギャグ描いてるわけじゃあありませんので…笑
ちなみにジョルノが本命になってから4キロ落ちたしブルガリアルミニウムは可愛いって好評だし、文学とか生物学とか各分野に興味も広がっていい事づくしなのでそういう意味でもジョルノにありがとうって言いたいです。やっぱりジョルノはスゴい!という〆で誕生日だからジョルノ語り終了!!