ここ数日、Xでコミカライズの話題とか漫画家の原稿料とか、正直いっちょかみしてお気持ち長文をポストしたくなる話題が散見されてたのですが、『悪役魔道士〜』の単行本発売に際し余計なポストをせずに済んだので、本当に良かった笑
自分のブログなのでここでは書きますけど、個人的には140文字のXで漫画家が長文でお気持ちを呟くのって個人的にはしないようにしようと思ってて、長文語りは萌え語りだけ、と決めてるところあります。というのも、それでうっかりバズってしまうと気持ちよくなってしまってそればっかり言いがちになるからです。そんな絵描きさんを何人も見て何人もフォローを外してきました…悲しいですね。(お気持ち

『コミカライズを作画っていうな』問題

「作画」という言い方をするならネームはもちろん、背景小物サブキャラ全ての完璧な資料を用意した上で絵だけ描いてください!だったらまだわかる。でも、実際はそれらも全てをコミカライズ側が担当しているので「作画」って言い方はなんだか感情的に嫌だなと感じます。
「作画」じゃなく「漫画」を描いてるんです。
この「作画」って言い方に対する嫌悪感、普通の漫画をわざわざ「横読み」っていう言い方に対する嫌悪感に似てる。漫画という媒体が好きで仕事にするほど頑張っているからこそ感じる違和感だと思う。
私の関わっている編集部は「作画」なんて言い方はしていないし、くだんの編集部からは依頼すら来たことないので関係ないといえばないですが。

ちなみにネームが用意された上で作画を担当されている漫画家さんもいらっしゃいますが、同じ立場だったら原作を読んだ上で自分ならこう描きたい、と思うのに違うネームが来たらストレスで倒れそうだなと思うので大変でもネームからやりたいです。

漫画家の原稿料問題

漫画家さんの中には自分の原稿料は収入がどのくらい、とか公言される方もいらっしゃいますが私はどこまで守秘義務なのか正確にわからないので正確な数字は言えません。
ただ、全ての出版社が公表したらいいのにとは思います。

『時計使い〜』は1年目でちょっぴり上げてもらいました。
原稿料の交渉ってしたことがなくて、個人的な指標で「N万部売れたら交渉してみよう」と思ってたんですが肝心のその部数が、正確な数すら伝えられていないという・・・ただ、表に出せるくらい売れていれば帯に書かれるので、まだその数に達してないんだろうなと思っています。
先日毎年お世話になっている税理事務所で確定申告用書類の提出を済ませてきたのですが、収益的には法人化しても問題ないくらいは出ているのです。がしかし、それはあくまで私がダブルインカムだから生活できているだけ。一人暮らしや一家の大黒柱だったらなりふり構わず原稿料値上げの交渉はすると思います。

しかしそんな呑気なことを言ってられなくなってきました。
税理事務所で聞いた話なのですが、令和10年からはインボイスで徴収される消費税がとんでもなく上がる、とのことです。
「消費税もらってるんだからその分しっかり税金取るからね」ってやつです。

現在は段階的に挙げられているため少額ですがだんだん徴収率が上がっていき、最終的には0一桁増えるかもと言われました。
もし原稿料に関し交渉するならその点も材料にしておこう、と思いました。
というか、税金ぼったくりすぎでしょ国は。
そしてなんで還付金でやたらかえってくるのか。そしてその還付金も国保と市民県民税で消える。悲しいです。(お気持ち)

つまりは今自分にできることをするしかないので、今年は安定してきたため小規模企業共済にも加入しなきゃなあと思っています。連載が即打ち切りになったら入れなかったけど、ありがたいことにまだ続けさせてもらっているので・・・

ちなみに私の原稿時給も、2本連載になって描くのが早くなったおかげで結構高めです。
「弱い奴から死んでいく」は漫画業界にも当てはまるのかもしれません。状況が許さないなら食らいついていくしかない、という業界だと思います。まだ3年目ですけど。

アシスタント代くらいは自分が払っているから公表してもいいのかな。月平均2万弱くらいです。たぶん自分がいただいてた頃と比べても低めなんじゃないかな、というのも、大体は自分で描いてるからです!時給ではなく出来高なので、描いてもらった背景割合や仕上げの作業数で計算しています。どうしても間に合わない背景やベーストーンだけお願いする、とかそういう感じが多いです。いつもありがとう・・・



ほらもう、こんなのXで読むより絶対ブログに書いた方がスッキリするよ!笑
この記事を読んでくださっている皆さんも、頑張りましょうね、節税。