
今回はイグゼキュターのお仕事「執行人」について思うことを書いてみようと思います。
・ラテラーノ公民(600万人)の遺言を実行するのが主なお仕事。
・国外の公民にも適用されるのでしょっちゅう国外に赴いており、時にとても危険な任務になる。
・ラテラーノ内で仕事をすることもあるようで死亡確認するだけ(吾先)や自ら手を下すこともあるっぽい?(公正の存続)
・執行人になれるのはかなり狭き門らしい。
あまりに多岐に渡っているので、ドラマでよく見るところの公安警察みたいな感じなのかな?というイメージですが…
イグゼキュター本人は「葬送人」と名乗っているところからも任務のために障害になる人間は葬送しちゃってる感じですね。
そんなあまりにも物騒な「執行人」というお仕事ですが、まず第一に思うのが「そんな優秀な人間を公民一人の遺言のために何ヶ月も危険な任務に送り出すの、効率悪すぎない?」でした。
任務の効率を求めているイグゼキュターではありますがそもそもこのシステム自体があまりにも非効率ではないだろうか。
そしてラテラーノ公民600万人に対して執行人って何人いるんだろう。100人もいないのでは?
仕事、終わるの?そりゃ人手不足でドクターすら勧誘するわけだよ。今からでも出家したロベルトを呼び戻したほうがいいのでは。

しかし、イグゼキュターにしてみればそんなことは織り込み済みで執行人になると決めたんでしょうから、そこにはきっとものすごく強い意志があったんだろうなと予想します。
たとえば、ものすごくストレートに、「亡くなった両親が執行人だったから」。
ラテラーノくんのホーム画面セリフからも分かるように、ご両親もフェデリコを執行人にするべく英才教育をしていたようです。ピアノを弾く任務っていまだになんなのか謎ですが・・・
そんなご両親を見てフェデリコは素直に「自分は将来執行人になるのだ」と信じて頑張ってきたのかもしれません。執行人は世襲制ではないし、危険な護送任務で両親が殉職するのを目の当たりにしたら、むしろビビって「執行人にだけはなりたくない」となるはずなのですが、まずその勇気がすごい。
あるいは、「亡くなったご両親の『感情を理解できるようになってほしい』という願いを遺言と捉え、実行するため執行人という道を選んだ」
ややこしいですね!
これは多分一般的には順番が逆ですが、フェデリコ自身が生理的欠陥で「感情を伴う行動の理由が理解できない」(だったかな)ので、いわば目標として、彼自身の生きる理由として、いつか両親の願いを遺言として執行できるように。
個人的には後者の理由がエモいな、と思うんですがいかがでしょうか。
人が死ぬ時、それまで常にそばに誰かがいたとしても、死ぬ時は常に孤独です。
しかし、「自分の最期の願いを必ず叶えてくれる」執行人システムは、その孤独を和らげることができるでしょう。とても優しくて尊い仕事だと思います。
感情が理解できないにしても、二人してその仕事を選んだ両親の姿を物心ついた時からずっと見てきたフェデリコは、「執行人」という仕事のもつ厳格さと優しさを無意識のうちに感じ取り、彼自身のものにしてきたのではないかと思います。
(という思いで、先日UPした漫画を描きました)
執行人という仕事はあくまでも常に主役は「他者」です。死者であろうと生者であろうと遺言の依頼主が主役で、執行人はあくまで執行人です。
他者の死に寄り添い、ときに厳格な裁きを下し、感謝されることの方が少なく(クレーム第一位って何)、それでも執行人であり続けようとするフェデリコの姿が、私はとても好きです。
できれば生涯執行人であってほしいけど・・・なっちゃうんだろうな、教皇に。
ここで「無題の密命」のフレーバーテキストが活きてくるんですよね。

感情を理解できないイグゼキュターについて「心の中に抱えた想い」ですよ!!
具体的に書かれていないので想像することしかできないけど…
どうかその「最初に心の中に抱えた想い」を貫き通せる大地でありますようにワイドクターも頑張るよ。
それにしても、執行人(激務)アルトリアさん捕縛任務(激務)ロドスのオペレーター(スタメンなので激務)でイグゼキュターの体力が心配になりますね。元気でいてくれ。できれば聖約イグゼキュターの30分の1の回数でいいからメディカルチェックに行ってくれ。わんぱくでもいい、たくましく育ってくれ。
執行人の仕事について語るつもりが結局推しの健康を願う締めになってしまいました。以上です、裁判長。

