年代を感じる看板。
アニキと何の関係もないけど居酒屋に入ったらとりあえず生を頼むようにとりあえずアニキを呼び出すのでありました。
岡山駅から電車一本で30分くらい→長船駅という燭台切を思い出させる駅からタクシーで10分くらいで到着します。刀剣関係のお客さんがめっちゃ多いってタクシーの人が言ってました。
青江というのはいまの倉敷をさすそうです。にっかり倉敷っていう素敵っぽい名前になるんでしょうか。
太郎さん(熱田神宮)は末青江派ということなので、倉敷出身っていうとなんだか身近に感じます笑 でも京都で故郷の近くまで来たもんだって言ってたような…??
にっかり「出番かな?」
そう、にっかりの本歌(「本歌」っていうこの単語もロマンを感じます)があろう事か展示されているのです!十月を待たずに出会えてしまったね!
撮影オーケーだったので撮らせて頂きました。
茎の銘は写真だと白っぽく見えますが、実際はなんと金文字。にっかりすごい…さすが無代。
お隣に、磨り上げ前のにっかり青江を再現した刀まで展示されていました。太刀ですね。
カッコいいー!!!!!でも人がそこそこ多かったからあんまりゆっくり見れなかった;
あとスタッフのおじさんに、東京近郊でGHQに査収された刀(赤羽刀)の話を教えてもらったので堀川くんのことについてもしかしたらと思って聞いてみたけど残念ながら倉庫に眠ったりはしていなさそう…って話もしました。
そしてこの日は「古式鍛錬」も実施されていました。刀匠さんが鉄を鍛錬するところが間近で見られるのです。赤く熱せられた鉄をたたく時の火花がスゴかった!
アニキもこうして生まれたんだな〜〜〜と胸が熱くなってたら一緒に行ってたもげちさんも「加州はこうして生まれたんだな〜」って、思う事同じだった笑!!
鍛錬と言えば「鍛錬かあ・・・いいね」ですが、これを見るとただでさえ鍛えが良いといわれている梨地肌の藤四郎吉光だというのに、さらに鍛えようとしてるの?アニキの強さへの探求どこまでいくの??って想いにかられます。
館内VTRによると、刀は冷却水に浸された時に魂が宿るそうです。
つまり、産湯的な…?このお水の温度も刀匠さんによって門外不出の企業秘密で、これをこっそりメモったお弟子さんが腕を斬られたっていうお話もあるそうですね。
館内はこじんまりとしてますが綺麗で、情報量がスゴいです。
刀身彫刻から拵えまで、すべての製作工程を拝見でき、職人さんもいらっしゃいます。そして何故か館内の至る所に
薬研が。
何でや!!!!!!!?????ま、まさか強度調査用ですか!?
あと、館内に無配で置いてあった「刀剣春秋」。今月号はにっかりと燭台切がピックアップされてました(^▽^)個人的には題字がサトカン先生っていうところに感動を覚えた。この先生ホントに現代の日本刀の父ですね・・・
うーん、4年前にトーハクに行った頃の私よりはまともな刀の拝見ができたんでしょうか。また行きたいです。お守り刀展を見に!
そしてその後は岡山県立博物館に行きました。
なんとここでは加州清光が参考展示されているのです。1Fの展示室にいらっしゃいます。(※期間限定かもしれないので気になる人は調べてみてください)
説明ポップにさらっと「刀剣乱舞で人気キャラ」って書いてあってコイツは驚いた!
こういう資料がもらえます。全8ページで「山城の刀なんて知るか!」レベル(「梨地肌」で吉光すっ飛ばして「江戸時代後期に見られる」とか書いてる説明初めて見ました笑)に備前の刀について特徴などが詳しく書いてあるので、古備前・光忠・青江派が好きな人には結構嬉しい資料かも。
ますます日本刀が好きになる事間違い無しの岡山県刀剣充スポットでした(^▽^) 楽しかったー!
原稿もがんばるぞー!!