今年の抱負で「健康に過ごしたい」を掲げたばっかりなのに、1月に牡蠣にあたり5月の半ばになにかでまたウイルス性の胃腸炎を起こして発熱し、そこから原因不明の不調が続き・・・と、もうなんだかろくでもないので、一念発起して受けてみる事にしました。
このままでは夏のイベントに何も参加できなくなってしまうからです。
胃の内視鏡検査は胃カメラを鼻か口から入れるやつ。
大腸の内視鏡検査は、受けの気持ちをプチ体験できるやつです。
検査日前日は、1500円する検査食か白米、うどん(薬味なし)、蒸しパン(プレーン)、おかゆなどしか食べられません。
検査食にすれば下剤1.4リットルが1.2リットルになるよ、と言われたのですが当時あまり食欲がなかったので、ドリンク状の薬ならたいして問題ないだろうと思ってました。が、これが甘かった・・・
検査前にいちど診察してもらうのですが、そのとき出された整腸剤と胃の薬が私にバカ効きで検査数日前にはめちゃくちゃ健康体になっていました。なのでめっちゃお腹すく。
検査当日は摂っていいのは水かお湯のみ。8時半頃病院に行き、そこから下剤を飲むターン。
200mlの下剤の溶かされた水を20分おきに飲みます。空きっ腹にしみます。
が、これが、想像以上にマズい・・・海水に砂糖を無理矢理とかしたような味です。OS1に成分は近いかもしれないけどマズさは桁違いです。水は飲んでいいので、水を飲んだら後味はポカリっぽくなるけどマズいです。同じ日に検査を受ける人と話しながら飲んでいたので時間はすぐ過ぎたんですが、これが一番難関だったかも。
薬が効いて5回ほどトイレに行き、腸の中が綺麗になったと見なされたらいざ検査です。
これまで、点滴すら牡蠣にあたった時が人生初だった私、静脈麻酔してあれやこれや入れるというそのミッションにまずビビりまくる。
しかし看護婦さんがとても優しかったのでした。
胃カメラは鼻から挿入する事になりました。
鼻孔が狭い人以外は、鼻からのほうが楽らしい。
看護婦さん「鼻から麻酔いれますね〜」
(ゼリー状のなんか甘い香りの液体が鼻からのどに流れていく・・・・)
看護婦さん「ツバが飲み込みにくくなりますので、唾液が出る時はこの容器に出して下さいね」
私(人としてそれだけはできねえ!!!!!!!)→しませんでした
看護婦さん「それじゃあ試しにこの細い管から入れてみますね〜」
(そうめんくらいの細い管を10cmほど入れられるが何ともない)
看護婦さん「大丈夫みたいですね〜。それじゃカメラと同じ太さの管を入れますね」
(太目のうどんくらいの管が入れられるが何ともない。麻酔すごい)
看護婦さん「大丈夫みたいなので先生呼びますね〜」
このとき,何故か管入れられたままで、最高に面白い格好だったと思います。
その後静脈注射をしてもらうのですが、じぶんの格好が面白い事に気をとられあまり痛くなかったです。
鼻から胃カメラは滞りなく終わり、いよいよ大腸検査です。
きっと,今まで受けにしたあの子やこの子の顔がよぎって申し訳ない気持ちでいっぱいになるんだろうな。。と思っていたけどこれもまた静脈注射麻酔のおかげで何ともなかったのでした。それもある意味申し訳ない気もするけど・・・
とりあえず麻酔すごい!!麻酔ありがとう!はなやげくんヒトデの研究頑張れ!
で、モニターで写しだされた自分の腸ですが、まあ、綺麗なほうなんじゃないでしょうか。
検査結果は、軽い胃炎と過敏性腸症候群でした。
腕のいい先生と評判の病院なのでスムーズにすすみ、検査が始まってからは1時間も経たずに帰宅。検査費用は保険ありで1万円ちょっと。まあ、乳がんの検査もそのくらいするしね。
その日の夜はペスカトーレ食べました。ごはんがおいしいって幸せですね…お腹がすくっていいことですよね…
とりあえず私の場合は、座り作業で胃腸が圧迫されてしまうので適度に動く事と、冷えやすい体質なので身体を冷やさない事、あとあんまり色々気にし過ぎない事が予防になりそうです。
現在も健康状態は良好です。最初はビビりましたが、受けてみて良かったです。