2013年から2年くらいメインジャンルだったジョジョ5部に再び戻ってきました。ただいま!
2013年に着手してネームと途中までペン入れが終わっていたブジョルブ長編をちゃんと仕上げたくなったのがきっかけです。
当時描きかけだった長編の一部をここで読めます。
自分のうちだからいっぱい自分語りしていいよね?
この漫画を描いてた頃の当時の心境を書いていこうと思います。
ネームを最後まで描ききった私は、「これは絶対自分の同人史上に残る大作になるぞ!」とわくわくしていました。全115ページ、初の長編漫画でもありました。
4000字近い後書きも書きました。長いよ。それだけ思い入れがある作品になるはずでした。
しかし、ワクワクする反面。
「この漫画のネームに対して自分の画力や漫画力では太刀打ちできないのでは」
という不安がわいてきました。
もちろん、これまでたくさんのジョルノとブチャラティの漫画を描いてきましたが、常に力不足を感じていたのも事実でした。
ここで、絵の練習をするとかすればよかったのですが、私はとにかく絵の練習が大嫌いで、練習中は精神が暗黒面に落ちて「もう絵なんか辞めたい」ってなることばかりだったのでそれはしませんでした。
「少し離れよう…距離を置いてからこの原稿を始末(完成)させてもらおう」
と、ブチャラティのような気持ちで原稿を離れ、ちょうど旬だった刀剣乱舞に行きました。
数年経ったら、5部がアニメになったら戻ってこよう、と思っていました…が、しかし!
数年経っても、5部がアニメになっても、着手できませんでした。
5部のアニメもリアルタイムで見ていたし、それまで供給なんてないに等しかったのがアニメになったら途端に手のひら返したようにジョルノとブチャラティが二人でピックアップされるという夢のような現実があったにも拘らずです。
アニメから入られた方はピンとこないかもしれません。
アニメになるまで、ジョルノとブチャラティはほんとーーーに公式で離れ離れ扱いだったんです。
グッズ展開されるのはブチャラティだけとか、そもそも荒木先生が全くジョルノを描かれないとか、ウルジャンのCMでもジョルノがなかなか出ないとか、涙なしには語れない不遇時代を経てアニメの供給を浴びたブジョルブの人たちは多分面構えが違うと思います笑
そんないきなり一億万倍日が毎日襲ってくるというような状況でも、「やったー戻るぞ〜!」ってならなかったのは…
単純に当時はじめたFF14が楽しかったからとか…
刀剣乱舞の同人活動が楽しかったからとか…
あったかもしれませんが一番は「自分の画力に自信がなさすぎてジョルノとブチャラティを描く勇気が出ない」だったと思います。
当時描いた二人の漫画が2ページだけあったので上げておきます。
なんて2013年当時と悪い意味で変化のない画力!!!!!!!!自信のなさが伝わってきます。
あまりに理想通りに描けないことに絶望し、結局10年近く休止中という状態になっていたのですが、ここで転機が訪れました。
商業で連載が始まったのです。
商業は、同人と違い、自分の得意でないものも描かなければなりません。
私も例に漏れず「こんなの描いたことないよー!!」と試行錯誤を繰り返しながら現在も連載中です。
結果、練習することなく画力が勝手に上がりました。
担当編集さんに色々と教えてもらって、漫画力も以前より向上しました。
たくさん漫画を読むようになり、表現の引き出しも増えました。
描くのも、以前よりだいぶ早くなりました。
ようやく、自信がチョッピリ戻ってきたのです。
戻ってきたところで、10年前に止めていた長編を改めて見返しました。
「私天才かな・・・・・・・・」と思いました。
そんなふうに思える原稿を放置するなんて、自分にはとてもできなかったので、去年の夏から修正を繰り返し、作画をちょっとずつ進めていっています。
ちなみに当時はブジョルブだったんですが、カップリングの方向性をジョルブに統一しました。
上のリンクで読める展開と一部変わってたりもします。
もう何回ネーム修正したか分かりません。
商業デビューした連載の第1話だって5回以内のネーム修正でfixだったのに(※原作ありきだからです)、直してはpdfにして通しで読んでおかしな点を全部直してを繰り返して育てています。
キャラの練習もしました。
直近のジョルブの作品はこちらです。
2019年よりだいぶマシになったと思います!!!!
そしてジョルブは今描いている作品の他にも長編の描ききっているプロットが2本あり、これはもう一生好きだな・・・と思ったので、Twitter(現自称X)でジョルブのコミュニティもつくりました。
→🐞🤐
いつでもご参加募集中です!
2年以内にちゃんと本にしてイベントにジョルブで参加することを目標に頑張りたいと思います。
私の中で勝手に紆余曲折あったけど、こんなに好きなカップリングがあるって本当に幸せなことだなと思います。ジョルブありがとう…見てくださっている方々もありがとう…