は じ め に

 

私がこの一連のテキストを書いた理由は一つ、ゲームをプレイせず、高瀬美恵著・小説「幻想水滸伝IV」だけを読んだ方に、 「トロイのキャラクターを誤解されたくないから」です。
トロイはこんなキャラクターなのだと認識されたら、トロイ好きとしては身を切るより辛いものがあります。また、小説版を先入観としてゲームプレイされることも、トロイに関してはおすすめできません。本当に色々な意味で、小説版の幻水4は危険でした。

ここでお断りしておきますと、私は小説版のオリジナルであるリーロンとのエピソード(中巻)に不満があるわけではありません。複雑な気持ちではありますが糾弾はしません。むしろ、ラズロとトロイを十中八九同じ墓所におさめようとした彼女達に感謝しているくらいです。まあ、ビブは絵本もいいけど、アーノルド・ベックリンバーン・ジョーンズの画集も見ておくべきだったな、とは思いますが。※↑クリックすると人魚の作品が出ます。

また、トロイのキャラクターを除けば、IVのストーリーと世界と宿星達を精微に描写した読みごたえのある小説だと思います。ですのでこれは、あくまで根底に小説版トロイに関する考察を述べているのであって、著者や小説そのものを糾弾するものではありません。

とはいえ、少しでも不快感のある方はお読みにならない事をおすすめいたします。
御意見は大歓迎ですが、荒らし、苦情は一切受けつけられません、ご了承下さいませ。

以上のことを御理解の上、以下コンテンツからお進み下さい。

>>拝啓ビブ

>>拝啓ビブ・あとがき

>>ビブ黙示録

>>人魚(SS)※現代パラレル。結末が幸せだった方は読まないで下さい。

参考:クールークサイドの台詞データベース「dolce」