活撃の11話〜最終回を振り返ってみる!(ネタバレ&ちょっと肯定的ではないパートもあり)

1〜6話。
7〜10話

※このサイトは薬研メインなので、感想が偏ります。活撃の薬研くんは「かつやげくん」と呼んでいます。勝手に笑

 

✿第11話 「鉄の掟」

「元の主を救いたいと思うのは自分たちも同じ」(要約)と、薬研くんが言ってたのが心に重かった。(イヤな重さではないです)

信長さんの自害や、もしかしたら政長さんの記憶(刀剣乱舞でどこまで採用されるかはわかりませんが)も、同時にあまねく薬研たちにとってつらいものであるはずなのに、日常の仕事においても修行においても「元の主を救いたい」という当たり前の願いを押し殺して、というか乗り越えてかつやげくんや極になった薬研たちは在るのだなあ、と思うと…
逆に、彼ら自身の心の中にある「主」という存在が、他の刀剣男士より比重大きめなのかもしれないですね。特台詞も自分の事というより大将の事になってますし。
4話のいさましい啖呵より、こういうことをサラッと言ってくれるのがカッコイイと感じます。
この話のメインである兼さんと堀川くん。
兼さんが土方さんの戦死するまえに日野に送られたっていうのは活撃で初めて知った程度なので、この2人について深い事は言えないので、アニメで見た感想です。
検非違使が出てくるのかな?と予想してましたが、遡行軍がちょっと出てきただけだった笑
動きがなくて淡々としゃべっているだけだったから、ちょっと勿体なかったなあ。
もっと、兼さんと堀川くんで刀をぶつけあいながら互いの胸のうちを晒してほしかった。アニメ的に動きが多いと大変だと思いますが、「活撃」ってついてるんだし…

 

兼さんが堀川くんをどう思っているかについては、グラブルの小話の兼さん&まんばくん篇のほうがしっかりしてたような気がします。
兼さんも大変だとは思うんだ、歴史を守ることと堀川くんの事と部隊の事と自分の事と全部いちどに考えなきゃいけないし。個人的には、そのフォローにまわってくれるのが堀川くんという印象でしたが、困らせてどうするのか。かわりに陸奥守がフォローしてくれている感じですが…兼さんの不安定さも心配になります。
グラブルといえば、兼さんが仲間になったら見られる「フェイトエピソード」で堀川くんと会話しているシーンがありましたが、その内容でも「あまりもとの主を引きずるな」って兼さん言ってたじゃないですか〜!
コラボ先の小話のほうがキャラを理解する上で手厚いっていうのもどうなんだという話ですが。やっぱり、活撃の2人は話し合い不足なのかなあ…に尽きてくる。

 

 

✿第12話「箱館戦争」

 

11話でもさっさと任務に戻ってしまったが、12話のかつやげくん、ついに1カットになってしまった…CMのほうがよくしゃべっているって、そんな!!

リアルタイムで見てた時は、流れ的に

「やっぱり斬らなかったかー」

「堀川くん去って行ったー!追いかけて兼さん!」

「追いかけない!しかもモノすごく落ち込んでいる!!」

「いきなり審神者きたー!」

そして始まるカウンセリングからの唐突に「函館行こう!」

ちょっと待って、任務にあたっている他の3人は!?という視聴者(私)を置き去りに一同、函館へー…
こんのすけまでついてきた。

※ここからちょっと肯定的ではない感想

さすがに、かつやげくんたちを忘れてるってことはないと思うんですが、この後の展開が個人的には納得いきませんでした。
そりゃあ勿論、第一部隊は強いですが、9話で兼さん、「オレたち6人で第2部隊だ」みたいなこと言ってませんでしたっけ…

制作側としてその言葉を全く忘れているかのようにまんばくんたちを掃討作戦でお呼出しするのはどうなんだろう。堀川くんが一人離反しただけであっさり覆されてしまう程度の結束だったのか?
それこそ、刀剣男士としての堀川くんの記憶に訴えかけるなら、一緒に大太刀と対峙した蜻蛉切や一緒に戦地をくぐり抜けてきたかつやげくん&鶴丸がいたほうがいいと思うのですが。
7話より作画が美しくなった兄者を差し引いても余りあります、この展開。
1000体も遡行軍を投入するんだったら、そのときに一気に第一部隊を出せばスッキリするのに、「混合部隊」とか言われても…これが中間地点ならばまだ納得できますが、あと1話で最終回のこの時に、ずっと一緒に戦ってきた第2部隊を出さないって…?

まんばくんの「三日月が和泉守の事すごいって言ってたよ」(要約)。
台詞以外の描写で説明してほしかったなあ〜。例えば本丸で三日月が兼さんのこと思い出して納得したように頷くとか。台詞で説明するシーンが特に後半は多いなと感じてましたが、漫画でもそれアウトですからね!私みたいな素人でもわかる事なのに…
それを言っている尺があったら、何故第2の残りのメンバーが来られないのかという説明をしてほしかったです。

 

遡行軍の敵としての扱いもちょっと雑。
インド映画か、フラッシュモブか何かですか…いかにも刀剣男士の見せ場としてご用意される感満載。バトルとして全くワクワク感がありません。
いっそ1000体が合体してアマツマウラ様にでもなってくれたほうが、まだバトルとしての楽しみが感じられそう。石も吐いてくれるし…

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アマツマウラ様:グラブルコラボに出てくるボス。石を吐く。

遡行軍は確かにキャラとしての個性はありません。そんな中でも、蜻蛉切さんが対峙した大太刀はスゴ味があったし、台詞が一切ないまでも彼らが「バカじゃない」(薬研談)ことも踏まえてもっと敵として、主人公サイドに脅威となれるように描写する必要があったと思います。しかし、主人公サイドは任務や遡行軍のことよりも私情で消えた仲間のことで手一杯、遡行軍側も8話以降はただ斬られるだけのレベル1スライム状態で、結局は思考停止のごとく物量作戦でくる有様。陣形とかどうなってるの?あれだけ数がいたら全陣形で攻めてきてもらったほうが戦っぽい…と、思うのですが…

何がどう、剣戟のプロのスタッフまでスタッフに加えて描きたい「活撃」なのか。ほんの一瞬で終わってしまうアクションのためでしょうか。

「戦うキャラの話」というのは、「こんなの、どうやって倒せるんだ」という強大な敵を戦略、体力、勇気で倒してこそのものだと私は考えています。
ただ戦う前のかっこいい表情、かっこいい台詞、一瞬で終わるかっこいいアクションを描いただけでは薄いものになってしまいます。感想は「戦闘がカッコよかった」だけで、その戦いの裏にある主人公たちの覚悟や信念といったものもやはり、伝わりづらくなるのではと思います。
さらに、「何故主人公たちは戦うのか」
この理由が、善なる存在である刀剣男士を描く上では誰もが納得できる「人を助けたい」となる、ここまではよかったのですが、兼さんの悩む描写が長いのと回りくどいのとでテーマが見えて来なくなってきている感があります。
「大きな損害を出さないために目の前の小さな犠牲を見過ごす事の是非」という、ただそれだけをメインとして扱っても難しいテーマを、さらに「歴史を守る」にからめてくるので、ますます迷子になります。いっそ、「人として心を持ったときに生まれた、『任務を遂行する事』と『元の主を守りたいが歴史は変えられない』ことに対する葛藤」だけにしたほうがよかったような。
そもそも、「小義を捨てて大義を得る」ことに悩むのは人々のトップに立つような立場の人ですし、兼さんも堀川くんも「土方さんだって大義のために何人の人間を犠牲にしたか」、という所には触れていないのが難しい所です。

 

 

このあたりが、見ていてひっかかった部分です。

※ちょっと肯定的でない感想終わり

 

✿第13話『活撃』
ジョジョ7部のジャイロ・ツェペリの台詞に「『納得』は全てに優先する」という私の好きな台詞があるのですが…

前半の流れでわかったのは、堀川くんがただ納得したかったんだろう、というのと、その為にはどうしても兼さんや皆と離れる3年間が必要だったんだろうな、ということ。
刀であった頃に新撰組の最後を見届けていたからこそ、「自分に何かできなかったのか」という疑問を兼さんと一緒に納得したくて10〜13話の堀川くんがいたのかな。そんな堀川くんを、視聴者としても感情で責める事はできないなあと思いました…あの泣いてる姿を見たら余計に。
堀川くんが『納得』するために歩いた遠い廻り道が、兼さんと再び合流するための3年間だったのかもしれません。

真面目な感想はここまでです。

遡行軍1000体vs刀剣男士。

焦る兄者が見られるのは活撃だけ!!!!!
さすがの兄者も1000体というやけくそな数には余裕な態度を保てなかったと見え、激レアな表情を見せてくださってありがとうございます。
そして審神者くんががんばってくれてようやく第2部隊の3人も合流。三日月とばみちゃんも合流。

ばみちゃんとかつやげくんのコンビネーションありがたいよ〜〜
まさかばみちゃんの刀を踏み台にして更に高く跳ぶなんて…かつやげくんのスペシャルアピールがすごい…そのままお空に飛んで来てくれてもいいんですよ・・・!グランサイファーの甲板で両手広げて待ってるからね!
そして、そんなばみちゃんとかつやげくんを見て張り合う源氏兄弟。
まさかのやげんじ(※カップリングではない)フラグがここに立ったぞッ!!
兄者が「膝丸」って言ったけど多分1万分の1の確率で思い出しただけだと思います…名前呼ばれたのに膝丸も敵を倒すのに一生懸命で「兄者ァ〜〜!!」ってならなかったのはえらい…

1000体の遡行軍はかくしてあっさり倒され、やっぱりアマツマウラ様を召喚するしかないんじゃあないかな、という感じでした。

兼さんは仲間に恵まれてよかったですね。
それも、勿論本人が第2部隊が結成された時から一生懸命考えて任務をこなして来た姿を皆が見ているからだと思いますが…
活撃の第2部隊、個人的にはまだまだ活躍が見たいので劇場版でもあの6人にメインを張ってほしいものです。

 

12話の感想で厳しい事を書いてしまいましたが、活撃が面白かったか面白くなかったかで言えば、面白かったです。それは確かなんです。

完璧な作品なんてないし、だからこそ自分の納得いかなかった部分についてはあれこれ考えて言いたくなりますが、つまらないと感じる作品というのは「何も感想がない」なので、これだけ感想が書ける活撃は面白い作品だと思います。
新撰組刀では兼さんが一番好きなので、兼さんが主人公だったという点でもこれからも楽しみにしていきたいなと思えるお話でした。

とりあえず、始まる前に「できれば本来の意味で使う事が無いといいな」とお守り替わりに描いておいたこれ… ネタで済んでよかったです笑 元ネタは「スト様」でぐぐってくれ!
あーん!スト様のあれ
やげさまよいしょtalk☆ミ についてはまた今度別記事で書こうかな…