じっちゃんの名にかけて、ツアーを無事遂行するッ!と気合いを入れて臨んだ2日目。
こちらは、兄者の台詞にも随所に登場する、いわゆる「鬼」にあたる橋姫さんをお祀りした神社です。そんなところに兄者のご朱印帳携えてお参りするのもどうなんだ。
と、思っていたら普通社務所があいている9時になっても社務所開かず…で、出禁かな…橋姫さんごめんなさい、お邪魔しました。
橋姫さんに最大限の敬意を表してお参りしたのち、京都市内に向かいます。次にお参りしたのは助成院。なんと、那須与一のお墓があるんですって!まじかよ与一ちゃん。
こちらのおみくじ、面白いのです。
まず、ガチャです。ボールの中におみくじと手洗い用の扇形の紙石けんとシールが入ってる。遊び心満載です。で、「与一の手洗い場」で手を洗いながらお願いごとをするとよいのだそうです。与一ちゃんたらお茶目ー!!
私のおみくじは、「焦らずじっくり待ってたらいい事あるよ」と書いてありました。
その足で、次は貴船神社&鞍馬寺へ。
バス停で行き方がわからずあれこれ話してたら、親切なおじいちゃんがおけいはんからの行き方を教えてくれた。さ、さすが観光地…!!
8月にお参りした下鴨神社さんのある出町柳駅から、叡山電車で貴船神社に向かいます。お、思ったより長いな…そしてどんどん山奥に入って行くな……!?
到着したところは、想像以上に山でした。
歩きながら撮った写真。どうみてもアニキの修行場です。(安土も山)
ここから徒歩で貴船神社に向かいます。ゆるやかな川沿いの舗装された上り道なので、貴船神社のみにお参りするならまだ女子力を残す事を許された格好でも大丈夫です。(ヒールだと死にます)ただ、車には気をつけてね。
途中でお昼ご飯。白みそ仕立てのお蕎麦です。おいしかったー!リアルに塩分&水分の補給ができた。
歩く事数十分、ようやく貴船神社に到着です。よく写真で見る赤い灯籠が階段に並んでいる様はとても綺麗です。(人が多かったので撮影はしませんでした)しかし、写真でみた限りでは、ここまで遠いとは思いませんでした笑 それにしても、女の子多いな!?さすが縁結びの神様なだけのことはあります。
おみくじをひいてみた。
まさかの大吉だー!!
大吉出してくれたの、今年はいろいろな薬研くんbotが大吉出してくれたくらいであとは全部吉〜中吉だったのに…!!ありがとうございます貴船神社の神様!!
ツールド源氏的には、ここは先ほどお参りした橋姫神社の橋姫さんが自分を裏切った男性に対する復讐に燃えて通った神社、ということでお参りしたのですが、あとで購入した貴船神社のパンフレットによると、義経公が源氏再興を願って、奥の院に100日間通ったともいわれています。
「奥の院」は、おみくじなどを引ける本殿から更に山を登ったところにあります。もちろん、行ってきました。
杉と楓が何年もかけてひとつの樹木になったのをお祀りしてあります。ロマンチックだなあ…
奥の院は、本殿と違ってあまり訪れている人も多くはなく、こじんまりとして静かでした。しかし、現代のように舗装されて歩きやすくなっているならともかく、こんな山奥でしかも宇治から徒歩?で、若い女の人がここまで登って7日間もこもり、さらに21日間宇治川に身を浸して鬼女になる…という過程を鑑みると、橋姫さんはただ嫉妬に狂った怖い鬼、とは思えなくなるというか…
「復讐とは自分の運命に決着をつけるためにある」というジョジョ6部の名言がありますが、女性が男性よりも地位の低かった当時、これが橋姫伝説の元になった女性が精一杯自分の運命と闘った軌跡なのかもしれないな、と樹木に囲まれた古い神殿を見ながら思ったのでした。
貴船神社をあとにして、鞍馬寺に向かいます。
文章にするとカンタンですが、貴船からの鞍馬寺コースは、控えめに言っても登山でした。事前に登山である事を調べていたので、高尾山を登る程度の格好(長袖と長いパンツとスニーカー、塩分飴+お水持参)で行きましたが、ほんとに、この記事を読んでちょっと行ってみようかなと思っているかたは、普段運動不足を自覚しているなら覚悟も一緒にどうぞ。まず、高尾山のケーブルカー不使用コースが踏破できないならやめた方がいいです。
貴船口からの鞍馬山登山コースは、ほぼ自然のままの山道が階段状になっている上り道を、約40分登ります。
この時点で週1でジムに通う程度のちょっとしか運動していないオタク、息切れです\(^o^)/
30〜40分くらい登ると、色々な途中スポットが点在してくるので、その頃から元気を取り戻せます笑
義経公の修行のあとが…!!やっぱり、修行といえば山!なんですね!安土で修行してたアニキ6号とアニキ2号もヤマカツしてたにちがいない。
ちなみに、いまつるちゃんは修行に出す予定はありません。ずっとよしつねこうの守り刀だと思ってすごしてほしい。
頂上からだんだん下って行くとあります。義経公の太刀が展示されていました。膝丸たちの同僚がここにも…(大山祇神社にもあります)
そしてついに到着、鞍馬寺!す、すごく荘厳だ…人が多くて全体図は撮れませんでしたが…
帰り道をみて、私と妄太郎さん、( ꒪⌓꒪)こんな顔。
めちゃくちゃ楽チンな道になってる・・・ ケーブルカーから続いているから当たり前なんですが…
つまり、貴船→鞍馬は厳しい登山。逆は比較的楽なコース、というかんじですね。
でも、あの厳しかった上り道、5%くらいはヤマカツを体験できた気がするので、それはそれでオッケーです。さらに言えば、交通的な意味でも、始発駅から帰らないとあの長い距離を立って電車に乗る事になるかもしれないしね。
鞍馬口に着くと、この日はどうやらお祭りがあるらしくて、人がものすごかったです。こんな立て看板初めて見た。
この時点でのヘルスメーター。74階相当を登ったらしい。うんうん、それもまたヤマカツだね。
この日いただいた御朱印です。
ゆったりおだやかーな1日目と違って、結構体育会系なツールド源氏になりました。
長くなりましたので続きはまた後日。