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公開前にこんなもの描いて申し訳ありませんでしたー!!!!!!

って安土に敬礼するくらいには映画刀剣乱舞、面白かったです。

封切り回に観に行きました!舞台挨拶も見られてよかった〜!
薬研役の北村さん、なんて全方位で作画がいいんだ…しかもスカーフのまき方がプロシュート兄貴とおんなじじゃあないか…!

と、どうでもいいことに注目してしまいましたがキャストさんたちのトーク面白かったです。鶯丸役の廣瀬さんが素で面白すぎる。100万人の審神者が思ったと思いますが、シラノ刀全部担当してほしい。廣瀬さんの兄者が見たい…!!

全方位で作画がいいキャストさんたちのトークのあとは、ノーモア映画泥棒。これもまた楽しい映像で、甘酒片手の不動くんが映った時会場から笑いが起こってた。
これは週がわりで観に行きたくなりますね…円盤に収録してくれてもいいのよ。

さて、本編です。
テーマは、みんなが知っている本能寺の変。
アニメでも2.5でも描かれているテーマだったけれど、映画は言ってみれば「エンターテイメント本能寺」という感じでした。映画「本能寺ホテル」くらいの湿度感です。信長さんの男前度もおなじくらいだな。
アクションに特化していると聞いてたので、元主を失う悲しみなどはあんまりないのかな?と思っていましたが、不動くんの「ごめん」のシーンなど、いいあんばいにおさえてくれているな〜〜と感じました。
映像も見やすかったし、安っぽい感じが全然しませんでした。
お話は「こうきたか〜!」「アーッこうきたか〜〜!!」「まじか〜〜!!!」の連続。

アクションについて。
素人なので「かっこよかった!!」という感想。
SEが各刀剣男士でちがうらしいので、2回め以降に気をつけて聞いてみたいです。日本号の戦い方が槍らしい豪快さでよかった。
あと、三日月役の鈴木さんが「人間ではなく刀剣の戦い」というような事を公開前の特番で言ってて、なるほどなー!!って。
何というか具体的に言えば、刀の戦いだから、刀がうっかり手から離れてもミケランジェロの「アンギアーリの戦い」の絵のように、殺したい相手の目を親指で潰そうとするとか、そういう理性をなくしてまでのエグい戦いをしなさそう…というイメージ。

そして、出てきた!映画オリジナルの敵!!
短刀使いで防御力高そうで、こういうのをもっと本編でも下さい。戦う薬研の妄想が捗る!
ネタバレ早速ですけど私あほなので、最初無銘を「森蘭丸かな?」って思ってました…
ラストに近いシーンで、いきなり知らない刀が出てきた時に一瞬なにかのスタンド攻撃くらったかと思ったわ!
びっくりしました。いつ実装されるのかな?

遡行軍の大太刀がちゃんとしゃべってくれたのも良かった。結構喋る遡行軍を描くので、実際見てみたかったんですよね。
それにしても、やっぱり対遡行軍になると最終的に物量作戦になってしまうのか…映画ならではの、「一人の強大な敵にみんなで立ち向かう」っていうのも、ちょっと見てみたかった気がします。あの大太刀も、パワーアップする前に斬られちゃったし。

本丸について。

本丸一帯が結界?みたいなので守られていて、遡行軍も自由にそこに来られてしまうという設定にもびっくりしました。これが二次創作でよくあると聞く本丸襲撃か…ウチにやられちゃったら困るな。
審神者のペンダントは是非プレバンあたりに「光る審神者ペンダント」として商品化してほしいところです。

実際にいる刀剣男士、少な!!
ソハヤがいてwhyいない源氏兄弟?
映画観に行く前にログインしたログボが宗三だったので、刀剣男士集合シーンに宗三いてよかったね〜。

鶯丸が留守番役、という設定もすごくよかった。
というか、大包平について一言も触れない鶯丸が新鮮みありすぎた。
出陣自体はしないけど実は強キャラってポジション似合うなあ…

代替わりについて。
めっちゃ続編ありそう〜〜!!っていう風に持っていったなあと思いました。幼女審神者は、私が5歳くらいのときもあんなかんじだったなあって思ったけど、多分全国の女性の何割かは幼い頃ああいうおかっぱですよね?それも観た人の共感を得やすくなっていいのかな?と友達と話してました。
普通の監督さんだったら、続編は17歳くらいになったあの子が審神者として頑張る話とかしそうだけど。そこは靖子にゃんだからジョジョ2部のリサリサ先生みたいなカッコよくて美しい審神者にしてほしいところです。

三日月について。
うちの本丸だとどうも通称じじいな三日月になってしまいがちなんですが…
映画版観たら三日月の奥深さ、底知れなさ、慈愛、強さなどが伝わってきて、素直にかっこいいなと思いました。
ステは1作目以降観ていないので割愛させて頂くとして「つはもの〜」でもそうでしたが、けっこう一人で抱え込みがちなポジションで描かれるんですね。たぶん、あの時はなかったけど活撃本丸でもそうなんだろうなー。
審神者の部屋に土足で踏み込まれてキレている三日月が良かった…

他の刀剣男士について。
日本号がいてくれてよかった。
というか、めちゃくちゃかっこよかったし脚が長かった。
あのメンバーに日本号がいなかったら詰んでいたのでは…?蜻蛉切といい、槍ってなんだかムードメーカーですよね。次は御手杵を期待しています!
長谷部はとっても長谷部だった。
あんなに三日月に反目?してたのに真っ先に助けに行ったのは長谷部っていう展開もアツかった。
ばみちゃんはひたすら美少女だった…ふわふわしてて…あれが審神者に「さわるな」ってど塩対応だったばみちゃんと同じ刀…?ってこれ活撃でも言ってたな。笑 高レベルになると鬼のように強いばみちゃんなだけに、顕現したてのふわふわばみちゃんはレアで可愛かったです。
まんばくん…は極まったあとのまんばくんのほうが好きなので特に思うところがないのですが(ひどい)、薬研くんを気遣ってくれてありがとうでした。結構共闘するシーンがあったりして新鮮でした。
不動くんは先述しましたが森蘭丸にたいする思いをぐっとこらえる描写がすごくグッと来ました。あと甘酒飲み過ぎ笑
アクションで組み打ちを取り入れているのがかっこよかったなー。

歴史上の人物について。
信長さん、なんだかすごくノーマルな信長さんだった…人間っぽいというか、薬研の言うところの「普通の人」っていうのがわかるような信長さんという感じ。秀吉のこと信じてたのに裏切られちゃうし。

SFな存在である三日月や遡行軍の存在をすとんを受け入れてしまうあたりも「本能寺ホテル」の信長さんに近い気がします。
秀吉は八嶋さんの狸な演技がすごすぎて観ている私まで裏切られたような気持ちに。お尻まで見せておいてそんな…

とにかく、101分があっというまに過ぎる歴史エンターテイメントでした。考察とか歴史背景とか、そういうのよりもまず観て聞いて楽しんで!!っていう気概が伝わってくる作品でした。おもしろかった〜〜!!

ちなみに思うところがあって第一部隊を源氏兄弟にしてたのですが、帰宅してからのログボが膝丸くんだった。
「『ボヘミアン・ラプソディ』を観に行くのではなかったのか主!!」と言わんばかりだった。シラノ刀の同僚応援しよ?

で、薬研の事ですか?それはこれから書くんです!!長すぎてこの記事じゃまとまりそうにないので薬研以外の事を先に書きました。また後日!