何となく服を買う時に、基準にすることをやめられないものが私含め一部のオタクには備わっていると思います。それは、「好きなキャラ(もしくはカップリング)のテーマカラー、モチーフ等で服を選んでしまう」
たとえば、好きなキャラの組み合わせが紫とグリーンだったら、自分に似合うかどうかは二の次でそのカラーのアクセサリーや服を買ってしまう。そこに金属の色まで揃っていたらもうドンピシャです。
私もそんな理由で買ってしまったものが多々あり、てんとう虫のアクセサリーが爆増えしたりジッパーのついた服がやたら増えたり、気付けばパープルの小物が増えてたり。きわめつけはこれです。

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いつ着るんだよ。

いや、好きなキャラやカップリングっぽい色のものを身につけていると、気分が上がるっていうのはすごくわかる!でも、それって大人の女性としてどうなんだろう??とか、そう考えてた矢先に、ツイッターで話題になった「パーソナルカラーと骨格診断」

私も早速、本を買ってやってみました。
ちなみにこの本、パーソナルカラー診断等にくわえて服選びのポイントとかもわかりやすく書いてくれてます。

まず、パーソナルカラー。左から春夏秋冬。(私の手の写真がありますが適当に流してください)

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同じ条件下で撮影してみました。ウーン・・・

どの色がハマっているのかわからない・・・とりあえず、夏はない。個人的には冬かな?って思うんですが…

次に骨格。これもまた、自分の体型を鑑みるに、

・ストレート
→体の厚みは自覚してるけど、後頭部に丸みのある頭部じゃないし、筋肉もつきません。

・ウェーブ
→洋梨体型だけど華奢じゃない。

・ナチュラル
→これは明らかに違うってわかる。

と、まあこのように「するっと当てはまらない」のです。
強いて言えば、「華奢じゃないウェーブ体型」。それはもはや・・・ただのあれなのでは・・・・・・
さらに、説明に添えられている美しいイラストと体型のいいところしか述べてない文章が追い討ちをかける。『ナチュラルはすらりとした足が特徴』『ウェーブは華奢な太腿が』など。
「間違ってもモデルと比べないように」と言ってるそばからイラストの作例がモデルっていうか二次元体型なのが困る。
森本美由紀先生が「三次元をイラストにする時はウソを織り交ぜて描く」(要約)と仰っていましたが、まさにその森本先生風の「もともと美しいモデルをさらに美しくウソで彩ったイラスト」なので、まったく参考にならない。
もはや「ハマっている二次元の女の子に似合う私服を探す服」になりにけり。スミレちゃんはサマーカラーでウェーブ体型かな♡

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最高に可愛いよスミレちゃん!!!!!!

もはや、自分に似合う色とか服装とかを探すのはモデルやアイドルにのみ許される領域なのか・・・・・

と、どっぷり絶望したところでコンティニューです。

自分の外見偏差値をちょっとでも上げるには、様々な総合力が必要であると言えます。メイクだけでもダメ、ファッションだけでもダメ、さらに言えば内面もできれば磨いておきたい等。
それはまさにセルフプロデュースであり、同人カツドウに近いものであるかもしれません。同人も、絵が描けるだけとかスケジュール管理が出来るとかだけではなく、「作品を描き」「仕上げ」「自分で発注(もしくは製本)」「自分で売る場を申込し」「作品を宣伝し」「当日その場にみずから行って即売する」ことで初めて一連の流れが成り立つ趣味なので。
つまり、どっちも面倒くさがってちゃいつまで経ってもレベルアップしないってことです。

というわけで、私もこれからは積極的に自分に似合うと思ったものを探して頑張ろうと思いました。
とりあえずクローゼットの中身の3分の1ほど断捨離もしました。

こんな記事を書いておいてなんですが、夏コミにはこれ着ていくんですけどね。

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だって夏コミは戦場だから!戦場育ちが一緒じゃないと!!
「薬研印は薬研にしか似合わないだろ!」とか言ってる場合じゃあない!

そして薬研のアクセサリーが発売されたら似合う似合わない問わず買っちゃうんだろうなってことも確信してる。オタクのサガってつらいですね!