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アニキ4号が丸一日寝ていたのにはわけがある。彼と彼のチームは、その前日、初めての厚樫山攻略に成功したのである。

先日、空腹によってか大太刀以外の全員の戦意喪失状態だったアニキ4号チームは、幕の内弁当で元気を回復し、

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検非違使のレベルを心配されて5−1へ出陣した。
しかしアニキ4号は納得いかなかった。もう5−1飽きた!と言わんばかりで4マスでさっさと帰城してしまった。
実際、アニキ4号は71、他のメンバーは65、厚樫山も充分回れるであろうレベルに達している。そこで検非違使も出ないし5−4へ出陣させてみることにした。

5−4の遡行軍は、5面の他の面と違い、脇差や短刀の編成が多い。
しかしそのぶん、フルで遠戦で攻めてくるのだ。重騎兵が装備できる太刀や大太刀はともかく、歩兵に限定される槍の御手杵と短刀のアニキ4号は、当たりどころが悪いと一瞬で刀装/Zeroになる可能性がある。そんな中だが、先日アニキが槍兵特上を作っていたので御手杵には槍兵特上2、アニキ4号には投石特上を装備させて向かった。

1戦めからボスコマの二つ前までは順調に進んだ。アニキ4号は索敵を全て成功させ、有利陣形のおかげもあって刀装は1削られる程度で済んだ。偵察って大事だよね。

アニキ4号には遠戦はかすりもしなかった。 しかし、次の戦いで銃がヒット。1削られる。よかった、1ですんだとおもってたら、投石がヒットして8削られる。どうしたんだアニキ4号、油断してたのか! とはいえ勝利し、ここで悩むのは進軍するかどうかである。

一応来てみたっていう感じだし…全員お守りつけてるから破壊はないとしても下手したら大けがさせてしまうし…→帰城
せっかくここまで一直線でやってきたのに、ここまで来て帰るのは彼らの強さを信頼していないことになるのでは… →進軍

ちなみに、アニキチームとアニキ2号チームだったら迷いなく進軍、アニキ3号とアニキ5号チームだったら帰城を選ぶ。ただ、やっぱりアニキ4号には何よりも強くなった実感を持ってほしい。

 帰城
▶進軍

残る戦いは2戦、遠戦さえ何とかなればあとは倒せるだろう、ということで次のマスに進んだ。ここで不思議なことが起こる。普段だとゆっくり進む旗のアイコンが、一瞬の逡巡の後に光速移動したのである。通信速度の関係か、アニキ4号チームのヤル気を表しているのか…そしてその戦いで、

アニキ4号、刀装/Zero

/^o^\ また選択肢を強いられる。しかし、次はもしかしたらボスに行くかもしれない、しかもアニキ4号以外全員刀装無事で、アニキ4号本人もケガはしていない…そんなときに帰城を選んだら、アニキ4号は守れてもアニキ4号の矜持を守ることは二度とできないだろう、何となくそんな気がした。 ここまで投石を装備していたこともあって、4戦中3戦アニキ4号は勝ったぜ大将もしていたし、索敵も失敗していないのである。やっぱり、偵察って大事だよ。

 

進軍を選ぶと、「戌」。
三条大橋では長い長いレベリングの開始となるその目は、5−4においてはボスへの道となる。そしてそんなワイ大将の心アニキ4号知らずなのか「ぶっすりいかせてもらうぜ」といつもの台詞である。

索敵は成功、有利陣形は方陣となった。統率が上がる!やったね!
そして遠戦、今度はこちらに遠戦装備はない。しかしこっちにないからといって向こうが遠慮してくれるはずもなく、ガンガン投げてくる。そして投石がアニキ4号にヒット!アニキ4号は気合いでHPを2削られる程度で済んだ。

白刃戦に入れば全員ワンパンできる。アニキ4号は敵脇差、一番動向をうかがっていたボス大太刀は御手杵が仕留めた。あとはもう太郎さんや次郎さんがいるし、これは余裕だろうと安心したそのときである。

どういうわけか機動が高かったらしい敵太刀に、あろうことかアニキ4号が斬られてしまったのである。

「正念場だな…!」

うわあああーー中傷になっちゃったよおおおおでも重傷じゃなくて良かったああああああ  と、思っていたら。

「貫かせてもらうぜ…!」

いきなり真剣必殺発動。

私は目を疑った。
何故なら、アニキを複数育成してきたこの半年間、真剣必殺を発動するのはアニキだけだったからである。他のアニキたちはどんなに中傷になっても、光速槍に小突かれても、真剣必殺を発動する事はほんとうに、まったく、なかったのである。アニキ間で協定でも結ばれているのかな?と思ったほどだ。

そもそも、真剣必殺は2回攻撃された事で発動することがほとんどだ。たまににっかり青江のように釣られて脱いだりする人もいるけれど。
遠戦のあれが1回めにカウントされていたのだろうか?アニキでもそのような事になった事はない。
なによりも、初めて挑む5−4、太刀大太刀槍のアニキ4号チームにとってはとりあえずのラストバトルステージの5−4で、真剣必殺。
キレたアニキ4号により敵太刀も葬られ、次郎さんが最後に残った敵を一掃して、アニキ4号チームは勝利した。

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こちらがその結果でございます。
正直なところ、本気で泣きそうでした。
アニキ4号は、特がつく前の強化はしないで1面から基本的にはこのチームで育ててきていて、1面の短刀相手に3ダメだった頃を覚えているのです。それが、5−4でちゃんと全部索敵成功して、大太刀が2人いるのにちゃんと誉もとって、刀装なしで挑んだボス戦で真剣必殺で勝ってってあの時は想像もできなかったです。
これで終わりではないけど、本当によくがんばったねって言いたい。基本的にはやっぱり可愛いアニキ4号だけどこの時ばかりはめちゃくちゃかっこよかった!ぶっちゃけ今回の新刊の内容と若干かぶっててちょっとビックリしましたが笑

そういうわけなので、がんばったアニキ4号は31日を眠って過ごし、ハロウィンは終わってしまったのでした…

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大丈夫だジバニャンなら1年中着てていいから!