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3週間前にその1を公開してから書き連ねていた大掃除シリーズ、これで最終回です。
こちらの画像、スペースは同じなのですがずいぶんスッキリしましたね。 植物を置けるスペースができたよー!!植物に隠れてしまいましたが犬(名前を忘れた)はまだ同じ場所にとどまってます!
薔薇ペンは外すと寂しくなるのでそのままです。

自分の部屋からはじめて、家族の部屋以外の生活スペースのお片づけ、ようやく全部終わりました!玄関から冷蔵庫の中までやったよ。
原稿にかまけて「とりあえず機能すればいいや・・・」と放置していた色々なゾーンが、使いやすくまとまりました。
最初は何をどうすればいいのかあれこれ考えてましたが、慣れてくると「機能・用途別に場所をまとめる」というスキルが身についてきて、そこから残すものと不要なものを選別することができるようになります。
おかげで家の中も快適になり、いままで置いとくだけだったインテリアの出番も増えて気持ちも晴れやかです。
いままでは自分の部屋に割と早く戻っていった家族がリビングに長くいるようになりました笑

これからはじめてみようか、という方のために今回の件で学んだ事を箇条書きしてみる。

・一気に全部ではなく、1カ所ずつ終わらせていく。できればテーマ別で。(「同人関連」「アニメグッズ」「服」など)
・リサイクルショップを利用する場合は、あらかじめショップ別に箱を用意して仕分けしていくとスムーズです。どのくらいの量になるか把握してから申込をしたほうがいいです。
・曜日別に出すゴミが決まっている地域ならば、ゴミの日の前日〜2日前にするのがベスト。10日以上大量の段箱を放置する事になっちゃいました…

・モデルルームみたいな部屋を理想にしないほうがよい。自分が快適に過ごせる、をあくまで最優先。
・ものをしまい込むだけではなく、「機能・用途別」でものの居場所をちゃんと作ってあげる。
・かぶってしまったものは使い切るか、どうしても複数ないといけないと思わない場合は手放しましょう。
・収納のための収納グッズをまず買わない。
・ホコリ対策のため、マスク必須。

掃除しながら片付けたのですが、ハンディ掃除機とクイックルワイパーハンディが便利でした。ふわふわはカートリッジが売ってるのでべんり!

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今回かかった費用

・「ゆるい片付け」本代(Kindle) ¥1100
・不要品リサイクルサービス代1箱分 ¥1500

不要品のリサイクルサービスというのは、買取王子が提供しているもので、買取はできないけど不要品を箱に詰めて送ればこちらで何とかするよというサービスです。発売から5年経っている電化製品など、処分をするのがちょっと面倒なもの等を送りました。

各リサイクルショップに査定に出したものも、おおむねいい感じのお値段で引き取って頂いた…のですが、服だけはダメでした。
スタンダードな形のブランド服でも何年も前のものは¥100が当たり前の世界なようです。ほんとに、服は心から気に入ったものならばともかく、あとはファストファッションかブランド服が欲しかったら中古でいいや…と思ったり。
残した服たちは現在のところどれもお気に入りなので、着倒そうと思ってますがシビアすぎる世界です…

個人的には、自分でメルカリ等に出すのが面倒な場合は、「オークション代行」の業者さんにお願いするのも手かなと思います。メルカリは代行禁止なのでNGです。
以前利用した時は、リサイクルショップよりもいい値段で落札されました。私も、フク◯ロに返却希望した服たちが戻ってきたらお願いするつもりです。

 

ところで、なんで突然大掃除しようと思い立ったかっていう話も書いときます。
引っ越しの時の段箱数がえらい数だったり、5月に分厚い本を出して、漫画を描くエネルギーを充電期間中っていう理由もあるのですが、一番はこれでした。

「薬研藤四郎」の写?復元?よくわからんがおだやかじゃない! ” モンパルナス

 

あとで、とある審神者の方が個人的に依頼されたという事がわかったのです。
刀匠さんも、依頼があれば打つ事が可能と仰っているそうで、金額も存じています。私にとっては出せない額ではありませんでしたが、勇気の要る金額でした。
依頼をされた方は、刀の事も薬研の事もとても好きで、それを形にされたかったのだろうと思います。すごい事です。

では、自分はどうなんだろう?
高いお金を出してこの方と同じ事をしたとして、果たしてそれで自分は満足できるんだろうか?

そう思ったときに、「ものとの付き合い方」を考えるようになり、自分の生活を見直すようになり、「うん、片付けしよう」と思い立ったわけです。

ここで『刀をもの扱いするな!』と思われた方もいるのではないでしょうか。
自分のリアルな生活ゾーンに重みを持って存在している以上は、どんなに思い入れがあってもまずは「もの」です。他のもの以上に大事にするかしないかは、その後です。
1冊の本を命の次に大事にする方もいるでしょうし、それは個人の価値観だと思います。私にも一生置いておきたい、とても大事にしたい本が何冊かあります。

ゴミ屋敷の特集があったり、ミニマリストのブログが話題になったり、人とものの付き合い方は一生付いて回るテーマだと思います。
好きなものに埋もれて幸せな人もいれば、自分が必要だと思う最低限のものだけで暮らすのが幸せな人もいて、自分がどういう状態なら一番「心地がいい」のかは実際に、本気で片付けてみなければ見えて来ないものなんだなあ、と思いました。
まだちょっと手を入れなければならないところも細かくありますが、とりあえずはいい状態にもっていけてよかったです。

 

ちなみにさきほどの自問自答の答えは、「いい環境でいい作品を描いてもっともっと薬研好きな人たちに楽しんでもらおう。とりあえず描きたいものが描き終わるまでは保留」にまとまりました。
そろそろ夏のイベントも近いですし、活撃も放送開始されたし、また色々とエンジンをかけて行こうと思います。
年に1回思い立って片付け、スッキリするのでおすすめですよ。
ここまで読んでくださった方も、ありがとうございました!