あなたを・もっと・知りたくて Parte2

前回の記事のとおりこれまでなんとなく避けてきてしまったジョルノとブチャラティの好きなアーティストの曲を本気出して聴いてみた!荒木先生が多少なりとも三次元とリンクして下さったおかげでこういう楽しみが出来るのは素晴らしい事ですね。好きな音楽っていうのはけっこう、その人のこれまでの生活を反映しているような気がします。だから、音楽の好みが多少合わなくてもそれは環境が違うのだから仕方のない事で、好きな音楽から人となりをいくらかでも想像できればそれで充分なんじゃないかなって個人的には思います…が出来れば好きになってみたい。そんな心意気。

■ジョルノ編

まず手近にベスト盤を聴いてみる。あれっ思ってたよりとっつきやすいぞ!「Tallyman」と「Rice Pudding」が好きかも。前者はデリコを日常的に聴いてる身としてはさらっと入ってくる。あと「Hi Ho Silver Lining」のイントロ、ASBのOP曲でサンプリングされてない?
実は私、洋楽とかによくある曲の途中にセクシーな声を入れてくる系のアレンジが苦手で、プリンスの「The Gold Experience」は一部の曲がそれで、「これさえなければなあ…」という印象があったりだったんですが、ベックのベスト盤はそんなのはなく安心して聴けちゃう。あー、こういう感じの曲が好きなジョルノってやっぱり年相応の男の子なんだなあ!と微笑ましい気持ちになりかけますが、ここで安心してはいけません。何せ69年に出たベスト盤。ジョルノは1985年生まれ。
これだけ長く活動しているアーティストなので、一貫して同じ系統の曲を作る人もいればそうでない人もいる。ジェフ・ベックは後者のようです。
レビューなどをネットで読んでみると、結構スタイルが日々変化している方のようなので、99年以降のアルバムも聴いてみたのでParte3で感想書きます。

本国の流行なんぞ知らん!とばかりにジェフ・ベックを聞き続けるジョルノはけっこう、孤高のギタリストならぬ孤高のギャング・スターになれるかも…いや、もうなってるかな?
ブチャラティあたりに「ギャング・スターは2種類に分類できる。ジョルノ・ジョバァーナとジョルノ・ジョバァーナ以外だ」とかドヤ顔で言ってほしいです。

□ブチャラティ編

荒木先生…何故「ビッチェズ・ブリュー」をブチャラティの好きな音楽にしてしまったのですか……
と、いうほど、やっぱり不可解な曲である「ビッチェズ・ブリュー」。以前の記事で、ジャズの聞き方についてちょっと書きましたがそんなんじゃあ太刀打ちできるものではなかった。
ふつう、ブチャラティみたいなスタイリッシュな感じのキャラが聴きそうなジャズってこういうのとかこういうのとか、を連想するものですが。
分類的にはジャズのコーナーにあるけど、超初心者の私よりも全く詳しい方々のレビューをいくつか読む限りジャンル分けが出来ない『マイルス・デイビスの曲』だそうです。なるほど、わからん!まるで映画でいうなら「薔薇の名前」、文学でいうならボルヘスとか?とにかく一筋縄ではいかず「理解しよう!!」という確固たる姿勢で臨む必要のある曲…というか、アルバムなようです。音楽ってそうやって聴くものだっけ……?と思ってはいけない。

もののレビューによれば、アルバム「ビッチェズ・ブリュー」内にあるこの曲だけを聴くのではなく「全部聴け!」だそうです。しかもDisc2から。玄人向けすぎる!たしかにDisc1に比べて格段に曲になっている……
アルバムに付属しているライナーノーツも、ジャズに本格的にハマっているような人間でなければサッパリわかりません。なので、この曲を「ブチャラティの好きな曲だからちょっと聴いてみよう♡」と軽い気持ちでYouTubeなんかできいて「????????」となっても、それは聴いた人のせいではないようです、むしろ一発で「超イカしてるじゃん!!」と思うほうがきっと感性が並じゃあ無い。
中には40年聴き続けているけどいまだに新しい、って書かれている方もいて…どんだけ深いんだよ!この曲を味わえる精神を持ってるブチャラティがスゴい、というか彼の口癖が「よくわからんが」なのできっと「よくわからんが何だか好きだ」っていうユルい気持ちで好きなんだったらいいんですけどね…むしろ本人の口から聞いてみたい。恥パでブチャラティ(フーゴの幻覚のほう)が「『君主論』を漁師の息子が読んでいるなんておかしいかい?」(要約)と言ってましたが、「漁師の息子がマイルス・デイビスが好きなんておかしいかい?」と尋ねるほうが何だかブチャラティらしい…気がします。「アガルタ」はまだ全然さわってないのでまた今度。

ところで、ジェフ・ベックとマイルス・デイビス、色々読んでたら意外な共通点がある事がわかりました。
2人とも、「その人にしか出せない音を出し」、「ロックとジャズという異なる音楽を融合させた作品を発表した先駆者と言われていること」です。ジェフ・ベックはロックをベースにしたジャズ。マイルスはジャズにロック・テイストを融合させたもの(が、『ビッチェズ・ブリュー』なんだって!よくわからんが。)。それぞれメインにしてたほうの割合が多いのかな?何故かジェフ・ベックは「フュージョン」、マイルスは「クロスオーヴァー」という分類をされるようですが、どっちも意味合いはあまり変わらないらしい。何だか意外なところで交差ポイントが!

しかし2人がマトモに音楽談義したら、「どっちが先駆者か」っていうのでケンカになりそう。どっちが先とかあるんでしょうか。いろいろ読んだ限りではたまごとニワトリみたいなイメージですが…

20140527

そんな他愛もない話題でケンカするジョルノとブチャラティもいいよね。
「エリザ」さんというのはイタリア版紅白歌合戦(3月開催)で当時トップとった曲歌ってる人。い、いい曲じゃん……!それにしても「イルマ」とか「スケーマ」とか、センスがすばらしいレーベルもある明るいイメージのあるイタリアなのにヒット曲はバラードなのか…私のイタリアの音楽のイメージって、アルマンド・トロヴァヨーリあたりで止まってるのでなかなか意外でした。こういうやつ
誰が見ても文句無しにハイセンス道を爆走する国はデンマークくらいのものなんでしょうか…まあいいか。

あなたを・もっと・知りたくて Parte3はこちら。